【最新版】元ハワイ大生が解説! ハワイのザ・バスの乗り方
こんにちは。元ハワイ大生のYU(ユウ)です。
ハワイにいた時、住んでいたのも、職場もずっとワイキキのど真ん中だったので、自分で言うのもなんですが、ハワイの事に関してはめちゃくちゃ詳しい自信があります。
そんな私が、ハワイの公共交通機関のザ・バス(TheBus)の料金、乗り方・降り方、アプリ、ルールなどの基本情報を解説します。
ザ・バス(TheBus)
ハワイ・オアフ島でローカルの足となっている公共交通機関です。
黄色い車体がトレードマーク。
片道乗車は、どこまで乗っても$2.75。1日乗り放題でも、$5.50という格安の移動手段です!
海外に慣れていないと、利用するには難しそうな印象もありますが、この記事を読んでいただければ、初心者も安心して乗ることができます。
乗り方をマスターすると、観光にもとても便利ですよ!
ちなみに、私は毎日通学に利用していました!
料金
片道パス
片道パスは、乗車時に運転席の横にある料金箱へ人数分の料金を投入するだけで利用できます。
特にチケットなどは渡されません。
- 大人(18歳以上):$2.75
- 子供(6〜17歳):$1.25
- 幼児(5歳以下):1人まで無料(幼児2人は、子供1人分:$1.25)
- シニア(65歳以上):$2
1日パス
1日パスは、車内で購入できます。
購入日の午前0:00から翌朝2:59まで、計27時間が乗り放題です。
以前存在していた乗り換え券(トランスファーチケット)は、2017年10月1日から廃止されているので、目的地までバスを乗り継いで行く場合や、行き・帰りの往復に利用したい場合は、1日パスの購入がおすすめです。
- 大人(18歳以上):$5.50
- 子供(6〜17歳):$2.50
- 幼児(5歳以下):1人まで無料(幼児2人は、子供1人分:$2.50)
- シニア(65歳以上):$2
1ヶ月パス
1ヶ月パスは、セブンイレブンやフードランド、ABCストア(一部店舗のみ)で購入できます。
購入は現金のみで、クレジットカードは利用できません。
1ヶ月パスの有効期限は、購入した日から1ヶ月ではなく、各月の1日〜末日です。
月の途中で購入すると、使用できる日数が減るのでご注意を。
- 大人(18歳以上):$70
- 子供(6〜17歳):$35
年間パス
年間パスは、購入した日から1年間有効です。
ザ・バス優待バス事務所で購入できます。
- 大人(18歳以上):$770
- 子供(6〜17歳):$385
- シニア(65歳以上):$35
ザ・バスの乗り方
バス停を探す
ザ・バスのバス停は、メインストリート沿いの各交差点にあることが多いです。
ワイキキであれば、クヒオ通りがザ・バスの通る主なストリートです。
標識には、そこに停車するバスのルート番号が表示されています。番号のみで、行き先は表示されていません。
バスの番号と行き先を確認する
バス停の標識には、行き先の地名や方面は表示されていないので、停まるバスの車体に表示されている行き先で確認する必要があります。
やってきたバスの表示を確認して、乗りたいバスなら、手をあげて運転手にバス停で待っている自分の存在を知らせます。
人通りの少ないバス停や、夜間だったりすると、たまにスルーする運転手もいるので。笑
また、行き先が不安だったらバスに乗り込む時、行き先を運転手に確認したほうがいいです。
前方のドアから乗車する
バス前方のドアから乗車します。
降りる人もいるので、バス到着後は降りる人を優先にして、その後に乗り込みます。
車椅子の方には、スロープも出してくれます。
料金を支払う
料金は前払いで、運転手の横にある料金箱にお金を入れます。おつりは出ないのでご注意を。
あらかじめ、お札とコインをぴったりそろえておくといいです。
お札は右側のお札マークの部分に、コインは左の箱に入れます。
1日パスを購入する場合、お金を料金箱に入れる前に運転手に、「One day pass please. (ワン・デイ・パス・プリーズ)」と言います。
ザ・バスの降り方
アナウンスと電光掲示板を確認する
前方上部にある電光掲示板に、次に停まるバス停の名前が表示され、アナウンスが流れます。
ハワイのバス停の名前は、「ストリート & ストリート」の交差点名でつけられています。
また、アナウンスは英語なので、不慣れな人は乗車時に行き先を運転手に伝えておくと、そのバス停に到着した時に教えてくれる場合もあります。
たまに運転手によっては、アナウンスと電光掲示板を消してる人もいるので、ご注意を。笑
ロープを引くかボタンを押す
降りたいバス停のアナウンスがあったら、窓に張られているロープを引くか、近くの手すりに設置されているボタンを押します。
すると、「ストップ・リクエステッド」というガイドが流れます。前方の電光掲示板にも「STOP REQUESTED」と表示されます。「次止まります」の意味です。
ドアに手をあて降車する
降車は、前後どちらのドアからでも大丈夫です。
後方のドアから降りる場合は、ドアの上にあるランプが点灯した後、ドアにタッチすると開きます(自動でドアは開きません)。
もしタッチしても開かない場合は、「Back door please.(バック・ドア・プリーズ)」と言うと運転手が手動で開けてくれます。
慣れてない人は、運転手のいる前方のドアから降りたほうが良いです。
ザ・バスのルートを確認する方法
アプリを使用する
ザ・バス専用スマホアプリ「DaBus2」を使用すれば、最寄りのバス停、バスの到着予定時刻、時刻表、ルート、路線図などを確認できます。
日本語にも対応しているので大変便利です。
Google Mapsを使用する
日本でもナビとして、Google Mapsを使用してる人は多いと思います。
目的地を入力し、「経路」をクリックすると、現在地から目的地までのルートと乗るべきバスの番号、所要時間などがわかります。
ザ・バスのルール
飲食禁止
バス内は原則、飲食禁止です。
タピオカやスムージーなど持ったままだと、乗車拒否されます。
こぼれないようにバッグにしまってある分には大丈夫です。
優先席
高齢者や車椅子の方、障がい者、体の不自由な方、妊婦、乳幼児連れの方のために優先席がバス前方に設けられています。
前方横向きの座席と、前向き座席一列めが優先席です。
必要な人に席を譲るのは、世界中どこでも同じです。
車椅子の方を優先する
乗り方のところにも書きましたが、乗客に車椅子の方がいる場合、車高が低くなり前方のドアから折りたたみ式スロープが出てきます。
車椅子の方が乗降し終わってから乗り込みます。
乗車スペース以外には立ち入らない
車内は、安全面から乗車できるスペースが決められています。
混雑時、空いているからといってドア付近の乗車スペース以外の場所には立ち入らないように。
大きい荷物は持ち込まない
持ち込めるのは、膝の上に乗るか、足の下にしまえる大きさの荷物のみです。
スーツケースやサーフボードは、持ち込み禁止です。
自転車は、バス前方にある自転車ラックに積み込み可能です。(bikiは積み込みできません。)
冷房に注意
バス内は、エアコンが物凄く効いてます。
寒すぎる時があるので、長時間バスに乗る時は、カーディガンやパーカーなど羽織るものがあった方が良いです。
一番後ろの席は、エンジンの近くなのでまあまあ暖かいです。笑
日没後の乗車は避ける
いつでも危険な訳ではありませんが、低料金で誰でも利用できるので、たまに事件が起こります。
特に、日沈後は危険です。日本人女性一人での乗車は避けたほうが良いです。
どうしても乗らなくてはいけない時は、運転手の近くにいた方が良いです。
慣れると本当に便利なザ・バス。
ハワイに行った時、挑戦してみてはどうでしょうか?
※情報は変更になる場合があります。
※間違い等ありましたら、私の方にDMかメールかコメントよろしくお願いします。